発達障害(ADHD、ASD)とプログラミングの相性は?

発達障害(ADHD、ASD)とプログラミングの相性は?コラム
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発達障害(ADHD、ASD)のある人がプログラミングに向いている理由

発達障害(ADHD、ASD)とプログラミングの相性の良さは近年注目されています。

発達障害のある人は論理的思考力、細部へのこだわり、集中力、パターン認識能力が高く、これらの特性はプログラミングに向いていると言われています。

シリコンバレーのIT企業では発達障害のある人材を積極的に採用していると言われ、発達障害のある人向けのプログラミングスクールも増えています。発達障害とプログラミングの相性の良さを理解することで、新たな可能性が広がるかもしれません。

 

発達障害の特性を生かしてIT系職種で成功した人々

実際に、発達障害の特性を生かしてIT系職種で成功した人々は多く存在します。

例えば、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなどは、いずれも発達障害であると言われています。

彼らは、独自の視点と創造性で、世界を変えるような革新的な製品やサービスを生み出してきました。

 

発達障害の特性は、プログラミングだけでなく、他のIT系職種においても大きな強みになります。

例えば、システムエンジニアやネットワークエンジニア、データサイエンティストなどは、論理的思考力や問題解決能力が求められる仕事です。発達障害の方々は、これらの能力に優れているため、これらの職種で活躍することが期待できます。

 

もちろん、発達障害の方々がプログラミングやIT系職種で成功するためには、努力が必要です。

発達障害の特性を理解し、それを活かすことで、他の職業では難しいような活躍をすることができるでしょう。

 

プログラミングスキルと共に磨きたいスキル

プログラミングには技術的な能力以外にも、様々なスキルが求められます。

特に、プログラミングスキルと共に磨きたいのが、以下の3つのスキルです。

コミュニケーション能力

プログラミングはチームで行うことが多い仕事であり、チームメンバーやクライアントと円滑にコミュニケーションをとる必要があります。

コミュニケーション能力を向上させることで、プログラミングの仕事がよりスムーズに進められるようになります。

 

<プログラマーにあると良いコミュニケーション能力>

  • 傾聴力
    相手の話をよく聞き、理解する能力
  • 説明力
    自分の考えやアイデアをわかりやすく伝える能力
  • 質問力
    適切な質問をして、必要な情報を集める能力
  • 調整力
    意見の異なる人と折り合いをつける能力
  • 英語力
    英語圏のプログラミング言語や資料を理解・使用する能力

 

ADHD、ASDの人々はコミュニケーション能力や対人関係の構築が苦手な人が多い傾向にあります。しかし、プログラミングはチームワークが重要となるため、コミュニケーション能力を磨くことは重要です。

また、こだわりが強い傾向にあるため、柔軟な思考や他者の意見を受け入れる姿勢も必要となります。

これらの課題を克服することで、プログラミングで成功する可能性を大きく高めることができます。

 

論理的思考力

発達障害のある人は、細部まで注意深く観察し分析する能力に優れています。

そのため、コードの小さなミスに気付き、問題を解決する能力に長けています。また、パターンを認識し、予測する能力にも優れているため、複雑なシステムの仕組みを理解し、効率的なプログラムを開発することができます。

例えば、世界的に有名なハッカーであるGary McKinnon氏は、アスペルガー症候群と診断されています。彼は、アメリカ国防総省のネットワークに侵入したことで逮捕されましたが、その技術力は高く評価されています。

 

 

問題解決能力

ADHD、ASDの人々は、詳細に分析し、パターンを認識することに長けています。これは、複雑なコードの問題点を発見したり、効率的なアルゴリズムを開発したりする上で有利になります。

また、ひとつのタスクに集中し、長時間取り組むことができる人も多くいます。プログラミングのような複雑な作業を長時間続けるのに適しています。

 

 

発達障害の子供がプログラミングを始めるベストタイミング

発達障害を持つ子供にとって、プログラミングは興味深い学習方法となり得るでしょう。

発達障害の子供がプログラミングを始めるベストタイミングは、子供の興味や年齢、発達特性によって異なります。

興味のある子供は早期から始められるが、集中力や理解力がついているある程度の年齢から始めるほうが効果的な場合もあります。

大切なのは、子供に合わせた教材や学習方法を選択することです。

まずは体験会に行ってみて、子供に合うのか・大きくなっても通えるほどカリキュラムが充実しているのか などを実際に見てみましょう。

 

まとめ

発達障害(ADHD、ASD)のある人は、集中力が高く、論理的思考力に優れ、パターン認識が得意なことから、プログラミングに向いていると言われています。

実際に、発達障害の特性を生かしてIT系職種で成功した人々は多くいます。彼らは、独自の視点とこだわりに基づいた優れたプログラミングスキルを発揮し、活躍しています。

発達障害の子供にとって、プログラミングは論理的思考力や問題解決能力を育むのに最適な手段です。楽しみながら学べるプログラミングは、子供の可能性を大きく広げます。

ぜひ習い事の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?

 

この記事を書いた人

ProgrameiQ教室長。
大阪音楽大学卒業。在学時に教員免許を取得。
15歳の時から約10年間音楽活動を続けた後、プログラマーとして都内のWEB制作会社にて勤務。
その後、子どもたちの未来を拓く手助けをしたいと考え、現在はProgrameiQの教室長兼メイン講師として現場に立ちつつ、教材開発や全体のシステム化に力を入れている。

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