子どもに「どうしてSDGsを勉強しないといけないの?」と聞かれたら【後編】

コラム
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こんにちは!ProgrameiQです✨

このコラムは、

子どもに「どうしてSDGsを勉強しないといけないの?」と聞かれたら

の後編となります(*’ω’*)

子どもに「どうしてSDGsを勉強しないといけないの?」と聞かれたら【前編】
SDGs「持続可能な開発目標」について学ぶ機会がどんどん増えてますよね。ところで、どうしてSDGsを学ばないとならないのでしょうか?子どもを対象にしたSDGsイベントが盛んですが、大人の皆さんは「SDGsを学ぶ意味」をご存知ですか?今回は、17のゴールを、【5つのP】に分けてもう一度おさらいしながらSDGsを学ぶ意味を知っていきます。
子どもに「どうしてSDGsを勉強しないといけないの?」と聞かれたら【中編】
SDGsって何?どうして勉強しなきゃいけないの?どうして今SDGsがこんなにも注目されているのでしょうか。小学校では授業でもSDGsを学ぶ機会が増えており、様々な施設でSDGsイベントが開催されています。今回は、そんなSDGsについて、なんのためにあるのか、どういう意図があるのかを紹介します!

SDGsの17の目標は目標の内容によって、「」「豊かさ」「地球」「平和」「パートナーシップ」の5つの項目に分けられています。これは5つのPと呼ばれています。

地球の問題と向き合い、守る

地球は大気があり水があり木々がある、とても豊かな星です。
しかし、地球の資源は有限ですし、我々が環境のことを考えない行動をすると、すぐに汚染されてしまいます。

私達が、はるか先の世代にも豊かな暮らしを残せるように、SDGsの取り組むべき課題にもなっています。

12、つくる責任つかう責任

私たちが普段使う「もの」は日々作られ、消費されていきます。

ついに世界人口が80億人を超えましたが、そんな大勢の人たちのために毎日ものをつくり続けたら資源はどうなるでしょうか?
また、消費が多いとそれを処分するのにどれくらいのエネルギーやばしょが必要でしょうか?

必要とする人に必要なものを行き届くようにしたり、廃棄物の発生を減らしたり
持続可能な消費と生産のパターンを確保することが目標です。

13、気候変動に具体的な対策を

大雨や台風、竜巻、猛暑など気候変動は時に私たちの命を脅かすときがあります。

また、自然災害は人間の手で止めることはできません。

なのでこの目標では、いつ起こってもおかしくない気候変動などによる災害に向けて
対策の強靭性を上げたり、国ごとに政策をつくっていくなど緊急対策がとれるようにしています。

14、海の豊かさを守ろう

技術の近現代化によって海が汚染されたり、海に捨てられたごみが自然に還る事無くずっと漂っていたり海岸を汚してしまうということが今でも問題となっています。

これが続くと海の生態系が崩れたり、私たちが食べる魚や貝などが手に入らなくなってしまいます

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用することで
海がきれいになるだけでなく、私たちの食糧問題も改善されていきます。

15、陸の豊かさも守ろう

世界的に陸の砂漠化が今問題視されています。また、年々数が減り続けている生き物も多くいます。

生き物だけでなく森林も、絶滅の危機を迎えていると言われています。

緑が減ると、生活のための資材や食糧が枯渇し、生き物が減ると生態系が崩れて他の生き物も生きていくことが難しくなっていきます

多様な生き物や自然がこれからも存在し続けられるように、陸の豊かさを守らなければなりません。

平和で安全な世界に生きる

16、平和と公正をすべての人に

この世界では、5分に1人子どもが暴力により亡くなっていると言われています。

このコラムを読んでいるみなさんは、たくさんの大人に愛され支援されて生きてきた人が多いと思います。また、子どもにはいつも元気で幸せに生きてほしいと願っていると思います。
日本には子どもを守るための法律があり、それが機能している国です。

しかし、世界には虐待や人身売買などを受けたり、そもそも、出生届が出されていなくて法律などから守ってもらえない子どももいます

そしてこれは子どもに限った話ではなく、テロや差別行為により、生まれた場所や人種によって命の安全が脅かされている人もいます。

人が人によって命を奪われることのない、誰もが平和を受け入れられる世界をつくることがこの目標の意味です。

パートナーシップで皆が豊かに

17、パートナーシップで目標を達成しよう

世界の国々は、先進国発展途上国にわけられることがあります。

先進国とは、技術や経済が発展していて生活水準が高い国のことを言います。

発展途上国は、経済の発展が遅れている、もしくは経済成長が途中の国のことを言います。

発展途上国は先進国と比べ、国民の生活水準が低いことがほとんどです。生活水準が低いと、貧困や犯罪などの発生率も上がってしまいます。

そこで、先進国と発展途上国がパートナーシップ(協力関係)を強めて、発展途上国の経済をさらに成長していけるよう支援したり技術を教えたりすることが目標となっています。

どうしてSDGsを学ぶのか

さて、3回に分けてSDGsについて紹介しましたが、いったいなぜ今SDGsが重要とされているのでしょうか。

それは、SDGsの開発目標は私たち1人1人の生活に全て紐づいているからです。
日本は50年ほど前に高度経済成長期を迎え、今では先進国として比較的生活水準が高い国とされています。

しかし、例えば今まで食べ物を輸入していた国が戦争を始めてしまったらどうなるでしょうか?その国は自分たちの食糧を確保するために日本に食べ物を輸入しなくなるかもしれません。
そうなると、日本の中で食べ物を作っていかなければなりません。でも、海が汚くて魚がいなかったらどうでしょうか?自然が破壊され、野菜が育たなかったらどうでしょうか?餌を食べられなくなって牛や豚が減っていったらどうなるでしょうか?

他の国にお願いをしても「うちはあなたより貧しい国なので支援が出来ません」と言われたらどうすればいいでしょうか?

SDGsの開発目標は、普段生活しているとあまりピンとこないものがあるかと思います。

しかし、今のたとえ話がもし明日本当に起こったら・・・と考えてみましょう。

SDGsは、今現在困っている人や国を救うためだけではなく、これからの未来にこういったことが起きないようにしていくために掲げられたものです
だから持続可能な開発目標というんですね。

みなさんも、もしSDGsを学ぶときは、他人事ではなく
自分事として考えましょう。そうすると、もっとSDGsの大切さがわかると思います。

 

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この記事を書いた人
みい先生

大学卒業後、Webサイト運営会社に就職。
ライター、エディター、企画運営に携わる。
その後、広告代理店に転職し、広告の出稿運用担当として勤務する。
情報処理能力と論理的思考力を子供のうちから身に付けることが必要と考え、現在はその能力を楽しみながら伸ばせる教室を目標にProgrameiQの講師として活躍中。

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