子どもに「情報モラルって何?」と聞かれたら

コラム
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こんにちは!ProgrameiQです✨

教室では、プログラミングやタイピングの練習の他にも、ネットやSNSを扱う際の注意点や情報モラルについて教えています( ・∇・)

子どものうちからPCやタブレットに慣れ親しんでおくべきとの声も多い今、
情報モラルを身に付けるのはとても大切ですよね。

でも、情報モラルってなんとなくイメージできるけど、言葉では説明しにくいですよね。

そこで今回は、情報モラルとは何なのか、どういうことを指しているのかをご紹介します!

「情報モラル」の言葉の意味

情報モラルとは、インターネットやメールなどを使ってやり取りされる情報を取り扱う時に求められる道徳のことです。

情報倫理とも言い、他人に加害を与えないことはもちろん、自分がトラブルに巻き込まれないように危機感と回避するための知識を持っておくことが必要とされます。

では、具体的にどんな行動や知識が情報モラルに繋がるのでしょうか?

肖像権や著作権を侵害しない・させない

PCやタブレットには、文章や写真・イラスト・音楽・映像といったデータを作ることができます。
そして、それらをインターネットやSNSに投稿することができます。これを「アップロード」と言います。

ネットやSNSにデータをアップロードすると世界中の人が見ることができ、場合によっては許可を取らなくてもダウンロードができます。

しかし、許可されていないのにデータをダウンロードしたり、自分が作ったと嘘をついて拡散することは著作権の侵害になります。
また、自分で撮影した写真でも、他人の顔や姿がはっきりとわかるものをむやみに投稿しすると、肖像権の侵害になります。

肖像権とは、「人の顔や姿に対して発生する権利」です。
著作権は、「誰かが作った物に対して発生する権利」です。

例えば、街で偶然見かけた芸能人を無許可で撮影してSNSにあげてしまうと、芸能人が持つ肖像権を侵害したことになります。
アニメを動画配信サイトに無断でアップロードすると、アニメを作った人たちが持つ著作権を侵害したことになります。

肖像権を侵害すると、個人の特定やプライバシーの侵害に繋がります。

著作権を侵害すると、得られるはずの報酬や、作った人の「創造・創作する価値」を奪うことになります。

どちらも、もし自分がされたらとても嫌なことですね、、

素敵な作品を見つけて、どうしても保存したかったらまずは作った人に許可をとりましょう。そして、保存できたとしても、勝手に自分が作ったかのように投稿してはいけません。

自分で撮った写真を投稿したい時は、他人の顔や姿はぼかしたりトリミングなどして個人を特定できないようにしましょう。写っているのが友達や家族でも、ネットに投稿するときは必ず許可をとりましょう

もし自分の作品をアップロードする際は、著作権を侵害されないようにルールを作って、観てもらう人たちに共有することも大切ですね。

 

セキュリティを守る・怪しいサイトは開かない

ネットにはたくさんのサイトがありますが、中には悪質なサイトもあります。

このようなサイトは、「10万円返金します」「明日までに延滞金を支払ってください」などの内容にURLが添えられたメールで送られてきたりしますが、それを開いてしまうと個人情報が抜き取られたり端末にウイルスを仕掛けられたりします

最近では「月1000万円稼ぐ方法!」などといった広告を流し、サイトに登録した人に高額な商材を売りつけるというものもあります。

そういったメールや広告を見かけても、絶対にサイトに飛んではいけません。

中には通販サイトや携帯会社の公式メールのように思わせる巧妙なものもありますが、
その際は焦らず、ネットで同様の事例がないか確認したり、公式の問い合わせ先に確認してみましょう。

人が傷つくことを言わない

情報モラルにおいて、基本的なルールでありとても重要なことです。

他人に対する悪口や暴言を「誹謗中傷」と言います。

ネットやSNSは現実でのやりとりと違い、相手の顔が見えません
もちろん自分の顔も相手から見えないので、気が大きくなり、ひどい言葉を投げつけてしまう人が少なくありません。また、軽い気持ちでその人を茶化す言葉や画像を送る人もいます。

現在、ネットやSNSでの誹謗中傷は法律で罰せられるようになりました。

見えない場所から文字で攻撃するので罪悪感が薄れてしまう心理があると思いますが、
誹謗中傷を受け取った人はどんな気持ちになるでしょうか?

 

実際に、SNSでの誹謗中傷によって傷つき、自ら命を絶った人もいます。

 

そこまで追い込まれた本人はどれだけ辛いでしょうか?
遺された家族はどんな気持ちになるでしょうか?

情報モラルは「道徳」と同じ

人が嫌がることをしない

相手の気持ちを考える

よくわからないものには近寄らない

情報モラルというと難しく聞こえますが、要は現実の世界で身につける道徳と同じことですね。

道徳心のある行動を心がけると、周りも気をつけようという気持ちになります。
そうすると、今よりもっと安心してネットやSNSを扱えますよね✨

実際に目の前にいる人に対して行う倫理的な行動をネット上でも心がけましょう(*^_^*)

この記事を書いた人
みい先生

大学卒業後、Webサイト運営会社に就職。
ライター、エディター、企画運営に携わる。
その後、広告代理店に転職し、広告の出稿運用担当として勤務する。
情報処理能力と論理的思考力を子供のうちから身に付けることが必要と考え、現在はその能力を楽しみながら伸ばせる教室を目標にProgrameiQの講師として活躍中。

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